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 Dear. Brother & Sister 障がい児のきょうだいたちのホントの気持ち
著者:田中 弘美 障害を持つ子どもの父母のネットワーク愛知
出版社:Hon’sペンギン    
発行年月:2005年9月  
価格: 1,200円
関連サイト:障がいのある子どもの父母のネットワーク愛知 http://www.furian.com/handinhand/fubo_net/index.html

2005年人にやさしい街づくり連続講座に講師としてお話しいただいた田中弘美さんが、父母ネットの7年間の活動をまとめたもの。障害児の親の書いたモノは多数あるが、なかなか日の当たるところに出てこない「きょうだいたち」の体験や思いが伝わってきて、素直な気持ちがちょっと痛くも感じる。

2 福祉BOOKS「ノーマリゼーションの父」N・E・バンク‐ミケルセン―その生涯と思想 増補改訂版
著者:花村 春樹
出版社:ミネルヴァ書房    
発行年月:1998年7月  
価格: 2,000円

カバーより『「たとえその障害がどれほど重いものであっても、人は、他の人びとと全く平等であり、法的にも同じ権利を持っている。」ノーマリゼーションの父と呼ばれるバンク-ミケルセンのこの言葉は、今日、障害者福祉ばかりでなく、高齢者福祉をはじめとする新しい福祉の思想として世界中に広がっています。』ナチスに対するレジスタンス活動で投獄の経験がこの思想を産んだと納得できます。デンマークという国の成り立ちも大きく影響している。

3 バリアフリーが街を変える―市民がつくる快適まちづくり
著者:バリアフリーデザイン研究会
出版社:学芸出版社   
発行年月:2001年4月  
価格: 1,800円
関連サイト:バリアフリーデザイン研究会 http://www.barrier-free.jp/

バリアフリーデザイン研究会は、「日本では道路の凸凹で底があたる」など迷信に等しいことをいわれ続けていた低床バスの試乗会を実施したり、様々な戦略を使い、バリアフリーを広めています。障害を持った当事者との欧州交通視察から熊本市電に超低床LRTの導入までの顛末。市民の力はすごい、私たちだって何かできるのではないか?と思わせます。メンバーのバリアフリーデザインに対する思いのこもったコラムも楽しめます。

4 サックス・コレクション「手話の世界へ」
著者:オリバー・サックス  訳者:佐野 正信
出版社:晶文社    
発行年月:1996年2月  
価格: 2,100円

ろう者の世界への「旅」。欧米におけるろう者の歴史をたどったもの、ろう児の言語獲得を通じて手話が固有の特異な言語構造をもつことを明らかにしようとしたもの、1988年に起こったギャロッデット大学の反乱に触発されてろう者のアイデンティティや自立の問題を論じたもの、の三部構成。(訳者あとがきより)難聴者、重度の聴覚障害者、全ろう者は障害の種類や程度が違うだけではない。聞こえないということはどのようなことなのか。手話と口話論争など書かれたメディカル・エッセイ。著者は映画「レナードの朝」の原作者。

5 中途失聴者と難聴者の世界 見かけは健常者、気づかれない障害者
著者:山口 利勝
出版社:一橋出版    
発行年月:2003年8月  
価格: 1,400円

中途失聴者となって以来、いろいろなことを体験してきたが、これまで自分の体験をうまく分析することができなかった。聴覚障害の見えなさ、それをことばで語ることの難しさのせいか・・・。自分の体験を下敷きに、長年意識の底に沈殿していた社会学、心理学、文化人類学、精神医学などに関する知覚を再確認した後で選択し、自分を含めた中失・難聴者の体験を分析してまとめた。(著者「おわりに」より)著者は高校時代に聴覚の異常を感じ始める。2003年7月現在、第一福祉大学助教授。

6 もう施設には帰らない−知的障害のある21人の声
著者:「10万人のためのグループホームを!」実行委員会
出版社:中央法規出版    
発行年月:2002年12月  
価格: 1,500円

目次より「でけへんことは助けてもらって、地域生活ができたらええと思う」「施設は臆病な人間をつくるところです「一人で何かやることは教えられませんでした」「施設には戻りたくございません。おしゃれできんし」・・・知的障害のある本人たちの声を世の中にきちんと伝えたい。

7 もう施設には帰らない2−知的障害のある15人、家族・コーディネーターの声
著者:「10万人のためのグループホームを!」実行委員会
出版社:中央法規出版    
発行年月:2003年9月  
価格: 1,600円

なぜ施設で暮らしているのか?「結局、自分たちは家族から捨てられたんだ」という本人。「発達のため、自立のため、訓練のため・・・」という親の思いとの行き違いは心が痛くなる。自立した生活、地域での生活とは?と考えさせられる。支える人たちによる「知的障害のある人の地域生活のために必要なもの」コラム1〜7で整理される。

8 ハンドブック 市民の道具箱
著者:目加田 説子
出版社:岩波書店    
発行年月:2002年11月  
価格: 1,600円

医療、行政、法律、生活者、情報、NPO編・・・と生活の中で困ったことを何とかしたいと思ったときに参考にしたい。すぐに役に立つというよりはその課題についてどう考えて行動を起こしたらよいかの「考え方」が、参考になる。NPO編での「助成金」「補助金」の項目は、現在、ひとまちネットが直面しており、今後とも課題となると思われる箇所である。

9 この子らを世の光に 近江学園二十年の願い 復刊
著者:糸賀 一雄
出版社:NHK出版    
発行年月:2003年12月  
価格: 1,900円

1965年に柏樹社から発行されたが、絶版になっていた本であるが、10年ほど前に図書館で見つけて読んだ。現在では差別的とされて使用しない用語が使われているが、学園で暮らした子どもたちの様子が、いきいきと描かれている。そして、子どもたちこそが「世の光」だ、という園長と職員関係者たちがいる。日本の重症障害児福祉の草分け「近江学園」の建設史である。

10 大学と地域のまちづくり宣言 岐阜経済大学マイスター倶楽部の挑戦
著者:鈴木 誠
出版社:自治体研究社    
発行年月:2004年5月  
価格: 1,238円
関連サイト:マイスター倶楽部 http://www.gifu-keizai.ac.jp/~meister/

大垣駅前商店街の一角にある「マイスター倶楽部」はまちなか研究室である。協働するということは難しい作業である。商店街振興組合をはじめ、大垣市や岐阜県、商工会議所。金も口も手も出し合う関係は想像するだけでもしんどい。課題を乗り越え地道に具体的な成果を上げつつ、まえがきにあるような気持ちを見失わない。まえがきより『厳しい地域問題こそ、学生たちにとって「生きた教材」であり、私のような研究者にとっては地域の住民・企業・行政と協働し「研究成果をお返しする機会」にほかならない』

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