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151 尾張津島 天王祭のすべて 織田信長や豊臣秀吉もみたという天王祭。500年以上も前から続いてきた。2016年7月に私も初めて宵祭で美しい巻き藁船をみたが、朝祭は未体験。京都祇園祭、飛騨高山祭も華麗で美しいが、こんな身近に美しい祭りがあるとは、尾張・三河は豊かな土地柄だなと再発見。郷土研究家がこれまでの調査結果をまとめた祭りの「すべて」がわかる。これを読み返して、来年も祭を楽しみたい。 |
152 みんなでつくる総合計画 高知県佐川町流ソーシャルデザイン 『まじめに、おもしろく。』という総合計画を「みんな」でつくった。 |
153 老人漂流社会 他人事ではない"老後の現実" 高齢者独居世帯。何週間も発見されない孤独死。テレビや新聞だけでなく、すでに身近な問題になっている。NHKスペシャル放送後、30歳40歳代にもネット上で「近い将来の自分だ」と話題になった。年金も医療も住宅も家族がいる前提で制度ができていて、ひとりになり、病気になったり介助が必要になると途端に生活が破たんしてしまう。高齢社会が具体的にこんな風になると20年前にだれが想像できただろうか。 |
154 へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々 老人ホームに入らないで済むための老人ホーム、私たちがみたことのない特別養護老人ホームを作るすごい面白い話。宅老所に集まってくる老人たちも、老人ホームをつくる人も、これを書いている人も、変で面白い人ばかり。発動→突入→爆走→ヨレヨレ→浮沈→。そして、生々流転。 |
155 名古屋地名ものがたり 名古屋では各地隅々まで土地区画整理事業で街が開発・整備されたため、町名のほとんどは昭和以後につけられた。だが、つけた人の町への「思い」があり、町名には明治時代や江戸時代の、さらには、平安時代の物語が隠れている。てきとうに、○○村と××村を合わせて、○×町、などというのもある。愛知県や名古屋市の街の成り立ちが分かって面白い。 |
156 生きたかった 相模原障害者殺傷事件が問いかけるもの 2016年7月26日、神奈川県相模原市の障害者入所施設「津久井やまゆり園」で障害者殺傷事件が起きた。本書は、この衝撃的な事態をもとに共生の思想による、障害者の基本的人権の全面的な実現を目指す運動に参加することを目的としている。問題となるのは (1)ナチスドイツT4作戦から日本の優生保護法まで根強くある優生思想 (2)市場原理・競争原理が導入された障害者施策と障害者ではなくても生きづらい新自由主義的潮流 (3)精神科病院措置入院制度みなおしの的外れな対応。 |
157 22歳が見た、聞いた、考えた 「被災者のニーズ」と「居住の権利」 借り上げ復興住宅・問題 きれいに並ぶ建物や住宅をみて神戸は復興したように思っている人は多い。ボランティアサークルで「ふれあい喫茶」に参加した筆者もそうだった。借り上げ復興住宅20年退去問題を調べるうち、いまだ苦しんでいる人たちがいることを知る。ただ寝て食べるところがありさえすればよいのではなく、コミュニティづくりには人間関係と時間の積み重ね、高齢者は買い物先やかかりつけ医が身近にあること、慣れ親しんだ景観、生活そのもの「住まい」が命を守る。 |
158 孤独死のリアル 孤独死とは、自殺・他殺を除き、(1)自宅で(2)だれにも看取られず(3)誰もが予期できずに亡くなること。全国的には統計データはないが、東京23区における65歳以上の孤独死件数は3116件。 |
159 はじめよう市民のアドボカシー 環境NPOの戦略的問題提起から解決まで (step1)企画(step2)実行(step3)検証と続行、NPO市民活動の事業ならどれにでも当てはまる。特に、検証して次につなげることが難しい。できあがったり、終わったりするとホッとするし、やった!と燃え尽きてしまうこともある。問題に気づいてしまった、私たちにとってはとても必要なことである。工程表でチェックしながら進めるとよい。 |
160 町を住みこなす 超高齢社会の居場所づくり こなすは熟すと書く。分譲住宅・マンションは住人は入れ替わらず、住宅と住人が老いていく、賃貸は住人が入れ替わり老いていかない。これまでの住宅双六の状態。住宅種別が多様な住宅が混ざって町ができていると、家族形態や生活の変化に対応して同じ町や近隣に引っ越したり、同居人が引っ越してきたりできる。そこに生活に関連した施設があれば住み慣れた町で暮らせる。自分に合う居場所も見つけられる。 |
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