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171 知られざる地下街 歴史・魅力・防災、ちかあるきのススメ 地下街でショッピングや待ち合わせ、飲んだり食べたりが当たり前すぎる名古屋市はやはり、全国80地下街(商店会とか法人として)のうち15地下街があり、『地下街の街「名古屋」』と紹介されている。地下街の地震、火災、浸水、停電についてその仕組みと特徴、対する防災の重要性、避難誘導に関しての国土交通省のガイドラインができ、各地下街で取り組まれている。 |
172 名古屋円頓寺商店街の奇跡 今や円頓寺パリ祭は多くの人でにぎわう。昭和の雰囲気の空き家をリノベーションしたここにしかないお店。ナゴノダナバンクによるマッチングで10年かけて26軒開店した。年に2、3件のペース、一気に開店したわけではない。アーケードをなくさなかった努力もあった。名古屋駅から徒歩15分、名古屋駅の高層ビルが見えて、名古屋城までも歩いて行ける、そんな立地も観光客によい。 |
173 なぜ人と人は支え合うのか 「障害」から考える 『こんな夜更けにバナナかよ』から15年。ほんとうに障害者はいなくなった方がいいのか?、素朴な疑問から考える。重度障害者の介助は意思疎通から始まる。言葉に限らない。支える人は、支えられる人がいてはじめて支えることができる、弱者と思っていたら強者に変わる(反対もあり)、障害と健常の境目はなくスペクトラムだ。あわれみの福祉観やパターナリズムから抜け出せない私たちなのに、駅のエレベーター設置など障害者運動が勝ち取ってきた成果を、現在の私たちは享受している。 |
174 老いた家 衰えぬ街 住まいを終活する 住宅や土地の所有者が死亡すると相続人が相続登記し、不動産登記簿の名義変更を行うことになっているが、民法では所有者移転等の際に登記を義務付けておらず、未登記でも罰則がない。4世代も放置されると相続人は100人に及ぶ。所有者がわからない空き家やマンション住戸が出てくる。都市計画は空き家を始末していく方向には無力。次世代にゴーストタウンではなく、暮らせる町をつなぐためには終活が必要になってくる。住宅を所有、または住宅の相続予定がある人に「住まいの就活ノート」チェックリストで今後のリスク回避の方法がわかる。他人事ではなく、自分事として。 |
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