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記録・ライブラリー

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41 人間の顔をしたまちをどうつくるか
著者:池上洋通
出版社:自治体研究社    
発行年月:1998年8月  
価格: 1,900円

保健婦の集い、青年団の研究集会、市職員労働組合の連続講座、障害者青年学級記念講演、ボランティアコーディネーター養成講座、再開発を考える市民フォーラム、の講演録をまとめた記録。話されたテーマはそれぞれ違うが、それぞれがもっている歴史をさかのぼり、基本的人権など憲法の条文によりながら「自分たちで自分たちのまちをつくっていこう」とわかりやすいことばで語りかける。

42 新都市計画総論
著者:佐藤圭二+杉野尚夫
出版社:鹿島出版会    
発行年月:2003年4月  
価格: 2,800円

土木工学や建築学を学ぶ学生向けの教科書。日本の都市計画制度(明治維新後)、土地利用の計画、都市施設の計画、市街地の開発、市街地の再開発、と概要が事例(写真や図など)とともに紹介される。最後の章は「都市の環境計画」として、今後の都市計画の方向性が示されている。そのなかでは「人にやさしい街づくり」についても概要が紹介されている。

43 サイン環境のユニバーサルデザイン 計画・設計のための108の視点
著者:田中直人+岩田三千子
出版社:学芸出版社   
発行年月:1999年8月  
価格: 2,800円

「サイン」全般について網羅しながら、視覚障害者、聴覚障害者を考慮したサインについて整理されている。点字ブロックの見え方、敷き方についてはユニバーサルデザインの考えにとらわれず、実際の様々な事例(統一されるべきところがされていないという大きな問題点も含んで)を紹介している。

44 シリーズ ケアをひらく「見えないものと見えるもの−社交とアシストの障害学 」
著者:石川 准
出版社:医学書院   
発行年月:2004年1月  
価格: 2,000円

社会学者にしてプログラマ、全知にして全盲、強気にして気弱・・・な著者が、障害とは?介護する・される関係とは?を語る。大量の本を読むため、必要な道具(ソフト)は自分で作る。高度に文明化された社会の感情労働者(看護師、キャビンアテンダントから風俗嬢まで)。映画「A.I」「街の灯」K.カーター「ハゲワシと少女」、纏足と弁髪、ネットオークション、M.エンデ「モモ」。これらが障害学と結びつく。行きつ戻りつしながら、希望が見える。

45 まちづくり極意 くわな流
編集:「くわな」まちづくりブック編集委員会蛤倶楽部
出版社:中日出版社    
発行年月:2003年3月  
価格: 1,200円
関連サイト:くわなまちづくりブック http://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/28,10414,220,html

「まちづくり市民力は千羽鶴のように」ひとつひとつがバラバラでは力にならないが、さまざまな市民力が連鎖して力になる。この本でまとめられている5つ以外にも市民力もあるはず、と私たちの力が求められている。桑名の市民力を表現する「桑名の千羽鶴」一枚の紙から数羽の連続した鶴を折る連鶴(桑名市無形文化財)が紹介され、巻末には「型紙」がおまけについている。

46 こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち
著者:渡辺 一史
出版社:北海道新聞社    
発行年月:2003年3月  
価格: 1,800円
関連サイト:北海道新聞社の本 http://shop.hokkaido-np.co.jp/book/products/detail.php?product_id=98 
       札幌いちご会 http://www.d1.dion.ne.jp/~ichigo/ichigotop/ichigotop.htm

人が生きていくことってなんだろうか?自分のアタマで考えてみたくなる。タイトルは主人公シカノ氏が深夜の眠れない病室でバナナを食べたいと言った時、泊まりボランティアのある男がふと「思ってしまった」ことである。本文の付録となっている「注釈」が、著者の素朴な疑問が反映されていて興味深く読める。読み応えある文章だけでなく、掲載されている写真が素敵である。

47 ドイツ 人が主役のまちづくり ボランティア大国を支える市民活動
著者:松田 雅央
出版社:学芸出版社    
発行年月:2007年4月  
価格:2,310円
関連サイト:ドイツ環境情報のページ http://www.umwelt.jp/index.html

市民「市民協会」、地方自治「行政」、公共サービス「企業」が協働しているドイツの地域社会をレポート。例えば、カールスルーエ市のトランジットモール。路線が集中しているため、混雑時にはトラムの渋滞まで発生。死亡事故はこの20年でわずか2件。メインストリートのトラム地下化を中心とする都市総合再開発計画が2002年9月に住民投票によって賛成55.6%で実施へ。1996年の住民投票では3分の2の反対で否決。地下化によるメリット・デメリット、住民投票のしくみ、それまでのプロセスなど、が紹介されている。

48 理解から実践へ 日本の交通バリアフリー 
編集:(社)土木学会土木計画学研究委員会
出版社:学芸出版社    
発行年月:2008年3月  
価格: 3,675円
関連サイト:土木学会土木計画学研究委員会 http://www.jsce.or.jp/committee/ip/subcommittee/abstract.shtm

2000年交通バリアフリー法が施行、2006年3月末で202市町村が基本構想を作成。日本各地での交通バリアフリーの取り組み、スムーズな移動を実現するための事例集である。駅ではエレベーター、バリアフリールート、駅ホームの安全策や安全システム、多目的トイレ。道路では、歩行空間確保、自転車対策、誘導ブロック整備、バス停。情報では、各種のサイン、移動支援。大規模結節点のトータルデザイン。地域の取り組みとして、市民参加、バリアフリーチェック、バリアフリー教室、など。図や写真でわかりやすく紹介されている。車いす体験をした人たちに是非読んでほしい。

49 <使い勝手>のデザイン学
著者:ヘンリー・ペトロスキー 訳者:忠平 美幸
出版社:朝日新聞出版    
発行年月:2008年6月  
価格: 1,400円

もののデザインについて『ほとんどのものは第一の目的は機能を果たすこと、美しさ、使いやすさ、作業効率の良さは相容れないことが多く、しばしば、経済性がその仲裁役をつとめることになる。』。人はみなデザイナーだから、何をするにも選択と妥協をし、デザイン批評家となるべく経験を積んでいる。世の中に完璧なデザインはない、が、良いデザインについて語ることができるとして、それらのものがどの様に考え出され、改良されてきたか、はじまりと経緯が紹介されている。スーパーマーケットとレジ袋、ペットボトルの水、など。

50 ヒア・バイ・ライト(子どもの意見を聴く)の理念と手法 若者の自立支援と社会参画を進めるイギリスの取り組み 
編著/監修:奥田 陸子 訳者:吉岡 美夏、小島 紫(子ども&まちネット)
出版社:萌文社    
発行年月:2009年3月  
価格:2,600円
関連サイト:Hear by Right〜ヒア・バイ・ライト 子どもと若者の参画が社会を変える http://blog.goo.ne.jp/hearbyright

ロジャー・ハートの参加のはしごは知っているが、子どもの参画にはほど遠い。「子どもの意見を聴くこと」の意味がまずわからない。第2部「ヒア・バイ・ライトの背景 イギリスの子ども施策と日本の現状」から読み進めよう。イギリスの子ども施策(Every Child Mattersどの子もみんな大切)があり、子どもの参画マニュアルとして行政向けにHbRは作られた。第2部第3章「座談会 日本における子ども・若者の参画の可能性」日本の子ども施策の現状についてはこちらを参照。

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