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2006年度 人にやさしい街づくりを提案する

第4回 街の変化を評価する
とき:8月5日(土)13:00〜17:00
ところ:愛知県社会福祉会館 3階ボランティア学習室
 

【ステップ1】各自が「街のいいもの探しの発見と評価」を伝える→こちら

【ステップ2】グループの中の「いいもの選び」→こちら

【ステップ3】グループごとに「いいもの」を発表する→こちら

【ステップ4】「いいもの」のグランプリ発表→こちら

 

 2週間掛けて受講者のみなさんに街のいいものを探してきてもらいました。今日はその発表です。見つけたものの評価している点を相手にわかりやすく伝えること。ひとりひとりの発表の後、グループで話し合ってよいものをひとつ決めます。

13:00 はじまり

コーディネーター: 浅野 健さん(NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海)
・今日の流れについて説明。

13:10 【ステップ1】各自が「街のいいもの探しの発見と評価」を伝える

・「街のいいもの探しレポート」を使って、2週間掛けて発見してきた「いいもの」の紹介とその評価を1人2分以内で発表していきます。  

Aグループ
・ 春日井の福祉作業所。高齢者、知的・身体障害のある人が一緒に利用している。
・ アクア・トトぎふ(2件) 障害のある人にやさしく、介助者にやさしい施設。
・ 千種文化小劇場 バリアフリーな施設。壁面緑化され環境にやさしい。
・ 名鉄300系車両について
・ 金城学院大学のバリアフリーな設備について
・ 刈谷市ハイウェイ・オアシス。エレベーターの場所がホームページに載っていると尚よい。
・ 日進市立梨の木小学校。防災拠点になっており、地域にも開放されている。

Bグループ
・ 武豊町のゆめたろうプラザ。住民参加のワークショップでつくり、運営も関わる。
・ モバイル電動カート。軽量タイプの新製品。高齢者等の外出の手助けになる。
・ 稲沢のケアセンターそよかぜ
・ 世真留(せまる)受取幼稚園。障害のある子や不登校の子も利用でき、2〜3日でも利用できる。
・ 岡崎ぴあはうす(自立生活センター)地域で生活する障害のある人に役立つ情報発信など。 
・ ボランティア・スクール。小・中学生を対象に障害当事者との交流のある福祉実践教室。
・ 図書館の自動販売機。硬貨を一枚ずつ入れるのではなく、まとめて投入でき使いやすい。
・ 半田防災カレッジ。防災のみではなく幅広く地域の活動に繋がっている。

Cグループ
・ イオンナゴヤドーム店の身障者用駐車場
・ 名鉄の新型車両のユニバーサルデザインについて
・ ダイヤモンドシティ・キリオ
・ 長久手の図書館。書架と書架の間は車いすで利用できる十分なスペースなど。
・ 北区のグリンフェロー(集合住宅) 
・ NPO法人おさんぽ。共同作業所。無認可だが、40年余り続いている。コンセプトはみんなの子どもはみんなで育てる。
・ 豊田の図書館(点字図書の貸出など)
・ イオンナゴヤドーム店(妊婦の方、小さな子どものいる方に聞いて出掛けた)

Dグループ
・ 刈谷市図書館。段差のない道路。車いすで通れる幅のある通路。
・ 旧下山村のギャラリーカフェ・ときどき館。車いすユーザーの店主の方が自ら設計。人をやさしくしてくれるカフェ。
・ お出かけにトイレ情報は欠かせない。あいちトイレ研究会のホームページでは車いす等で利用できるトイレ情報掲載。
・ 人口7万人余りの碧南市。くるくるバスなど私の住むまちのよいところ。
・ 新舞子マリンパーク。いろいろなイベントがありいつ行っても誰もが楽しめる。
・ 津島市の市民病院の公衆電話は車いすで足元が入り利用できる。図書館には適合証が貼ってあり、公衆電話の横には子ども用ベンチがありお母さんは助かるはず。


私が見つけた街のいいものは・・・

14:20 【ステップ2】 グループの中の「いいもの選び」

・グループごとにみんなが見つけてきた「いいもの」の情報を交換しあい、その中から特にいいものを一つ選びます。
・ 選んだ「いいもの」について、その評価を模造紙にまとめます。



どれを選びましょうか

 

【ステップ3】グループごとに「いいもの」を発表する

・模造紙を使って、1グループ5分以内で発表します。

Aグループ アクア・トトぎふ
・ 障害のある人にやさしく、介助者にやさしい施設。
・ 足元から水槽なので、目の高さはどこでも楽しめる。(車いすユーザーや子どもも楽しめる)
・ 展示されている魚の環境(水質)など考えられている。
・ 視覚障害のある人が楽しめるようになるとよい。


Bグループ 閉じこもりを防ぐ(モバイル電動カート)
・ セニアカーと違い、軽量(49s)でタクシーにも積める。
・ いすの高さが変わる。いすが回転する。
・ 気軽に出掛けられるようになる。


Cグループ みんなの子どもはみんなで育てる「NPO法人おさんぽ」

・ ここで育った人が会長さんや保育士さんをしている。
・ 病弱・障害のある子は応相談。
・ おさんぽまっぷをつくったり活動の情報を配布している。


Dグループ 新舞子マリンパーク
・ 名古屋から電車で30分。電動車いすの人たちが電車で来ている。
・ 水陸両用車いすランディーズ(1台)がある。
・ 予約制ではなく、誰でも使えると思うが。
・ バーベキューガーデンがあり、イベントもあり、来れば誰もが楽しめる。



Dグループ発表

Bグループ発表

Aグループ発表

審査員から質問

Cグループ発表

【ステップ4】「いいもの」のグランプリ発表

・質疑応答のあと、サポーター以外の運営スタッフ審査による結果を発表します。

審査委員長・日高初淑さんからグランプリの発表と総評がありました。
グランプリはAグループのアクア・トトぎふ。次いで、Dグループの新舞子マリンパークに決まりました。
総評は次のとおり。

Aグループ アクア・トト岐阜
・ いろいろな面においてやさしい水族館。
・ ハイウェイにあるので、電動車いすではアクセスが難しい。
・ 新しい施設なのでこれぐらいは当然という意見もあった。
・ 出掛けてみて、気付いた点があれば、声に出していって欲しい。

Bグループ 閉じこもりを防ぐ(モバイル電動カート)
・ こんなのに乗って出掛けてみたいね。

Cグループ みんなの子どもはみんなで育てる「NPO法人おさんぽ」
・ みんなの子どもをみんなで育てる働く親の応援団。受入条件はあるが・・・。

Dグループ 新舞子マリンパーク
・ 楽しいことがいっぱいあり、誰もが楽しめる。
・ ランディーズが1台しかないので待ち時間が長そう。価格が高いよう。安全性も必要。

 

 


審査委員長 日高初淑さん

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