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第5回 「交通を考える −動き始めた市民−」
★★グループ討議★★
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Fグループは講師である森田さんを交えてのグループ討議。森田さんの話に耳を傾けます。 |
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公共交通って、結構使いにくくて、あまり乗らないんだよね。でも、高齢者、子ども、学生のことを考えると、これから考えなければ・・。 |
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みんなの意見がたくさん書かれた模造紙を見せてグループ発表しました |
★★グループ討議の発表★★
<Aグループ>
今の社会は車中心の社会であるが、障害者や高齢者、子どもといった車を使えない人もいる。こうした交通弱者が一番アクセスの整備された交通を必要としている。誰にでも使うことのできる公共交通中心のまちづくりが必要であり、市民、事業者、行政が同じテーブルでスクラムを組んで取り組むことが大切となる。
<Bグループ>
都市の規模によって問題も変わってくるのでは?という視点から現状の交通について考えてみた。地域の実情に見合った交通に対し、不足している部分は市民団体によるサービスで補う必要がある。交通問題解決のためには「実践型」と「提言型」の両タイプの市民団体が必要である。
<Cグループ>
今の生活は車が当たり前であり、生活の質より量を追求するライフスタイルとなっている。これからは自助努力が必要である。自分たちがどういう生活をしたいかを一人一人が話し合うことが必要であり、その想いが形になっていくことを再確認できた。
<Dグループ>
高齢者、子ども、学生などにとって公共交通は不必要なものではない。交通への取り組みとして、まず関心のある人たちでグループをつくり、それを核に地域に広めていくことが有効であると考えられる。
<Eグループ>
車社会のため弱者の立場に立てず、車を使えるか使えないかで格差が生じている。市民・事業者・行政が、「自分たちには関係ないではなく、社会全体の問題として行動し、声を上げる」「発想の転換をし、採算性でなく生活の質の向上という視点を持つ」「10年、20年先を考えた計画作りをし、住民参加の仕組みを作る」というようにそれぞれの役割を果たし、手を取り合って交通に取り組むことが必要である。
<Fグループ>
「車に勝つコミュニティバス」というテーマでコミュニティバスを自立させるために何が必要かを話し合った。そこで出されたのは、@ビジネス 経済的にコミュニティバス自体が自立をする、Aサービス ニーズの掘り起こしを行い実状にあったものとしていく、Bパートナーシップ 市民と行政のよりよい関係 といった3つのキーワードである。
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