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第3回 「条例の10年 <世の中はどうかわったか>」
今回第3回から第7回までは「学ぶ」カリキュラムです。
日時:7月31日(土)10:00から11:30
会場:愛知県社会福祉会館3階ボランティア学習室
★午後の部「条例の10年 <世の中はどうかわったか>」★
コディネーター:星野広美(NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海)
パネラー:山田昭義(AJU自立の家)
:佐藤圭二(中部大学)
山田さんのコメント
※ :今から10年前にこの条例が出来たときから比べれば今日はずいぶん進歩した。
※:当時車いすに乗って外出すると云うことはほとんどなかった。
勇気を出して外出をした。交通機関には沢山迷惑を掛けた。
掛けた迷惑が何とかしようとするする原動力になった。
※:今自立の家の隣で県営住宅が建設中であるが身障者の意見が全く採り入れられていない。
身障者や高齢者が暮らしやすい企画をとりいれられるような仕掛けを
考えていかなければいつまでたっても人にやさしいものは出来ない。
※:条例にすべての県民がという条項が入った。不自由な人の対象が身障者ばかりでなく
妊婦や負傷者も入って、ようやく障害者が人並みにあつかわれた
という思いがありうれしかった。
※:その他人街の講座の受講者がアドバイザーとなり、もっと地元に貢献して貰いたい。
佐藤さんのコメント
※:条例について課題があるものの、以下の3つの点で成果があるといえる。
個別の建物−不特定多数の人が利用する小さな建物(100u以上)まで広がった。
(自社ビルの事務所、共同住宅など対象でない建物もあるが・・)
まち−多くの市町村が人にやさしい街づくり計画を作成した
人づくり−この連続講座などにより多くのアドバイザーを輩出し、
各地の人にやさしい街づくりの 推進に寄与した。
※:条例をどのように変えるかも大事だが、どのように使うかがもっと大事。
※:一人一人が意識を高め、実行する、取り組みを持続させることが大事。
※:これからは県より市町村が主導し、県はこれまで以上に市町村を支援する。
その担い手は、受講者であるみなさんです。グループ討議&発表
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午後からはパネルディスカッションでした |
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コーディネーターの星野広美さん |
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パネラーの山田昭義さん(右)と佐藤圭二さん(左) |
講師の方も交えて、条例について真剣に議論しました | |
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議論の結果を模造紙にまとめました |
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