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愛知の「ひとまち」を良くしたいワークショップの
まとめのワークショップのお誘い  
2003.11.14

 冬まぢか…
 さて、早速本題です、夏に始めたワークショップのことです。

 私たちは、愛知県の「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」の改正への動きの中で、このワークショップを始めました。改めて条例を読み返すことから始めて、各回毎にテーマを決めて、それぞれの視点から議論を繰り返してきました。
 ワークショップでは、8月19日(火)の1回めには、30人もの方々にご参加いただきました。「条例を読む」というかたいテーマにもかかわらず…。
8月28日(木)「条例の制定に至るまでの愛知の運動と、街の設えの変化」、
9月10日(水)「『人にやさしい街づくりの推進に関する条例』制定以降の動きと、施策展開の方法」、
9月17日(水)「ハートビル法・交通バリアフリー法の実際」、
9月29日(月)「愛知県の『人にやさしい街づくりの推進に関する条例』と
他県条例との比較」と、ベーシックな部分の学習と討議をしてきました。

 引き続き、6回めからは、条例に関わる問題・課題について、
10月24日(金)に視覚障害、
10月31日(金)に聴覚障害、
11月7日(金)に知的障害、
11月14日(金)に子どもと子育て…と、
毎週、それぞれの視点から、テーマ毎に議論してきました。
毎回、20〜30人の方が参加されています。

各回のワークショップの記録は、記録のページ  をご覧ください。

 さて、いよいよ、これまでの議論をもとに、提言を組み立てる議論をしたいと考えています。そこで、今回は、まとめのためのワークショップの呼び掛けをさせていただきます。
 夏からのワークショップに参加されている方々に加えて、これまでに人にやさしい街づくりのプロジェクトに関わって来られた方々、人にやさしい街づくりアドバイザーの方々には、是非、ワークショップに参加していただき、これまでの地域での活動経験を反映していただきたいと期待しています。
また、これを機会に人にやさしい街づくりのプロジェクトに積極的に関わっていこうという方々、是非、一緒に、考え、行動しましょう。


=== 愛知の「ひとまち」を良くしたいワークショップ 10回めのご案内 ===
□とき  2003.11.29(土) 第1部 13:30〜16:30  第2部 17:30〜20:30
□ところ あいちNPO交流プラザ(名古屋市中区三の丸3-2-1 東大手庁舎1階)
□テーマ 人にやさしい街づくり条例への提案〜その1
□参加される方は、予め、
      愛知県の人にやさしい街づくりの推進に関する条例と、
      これまでのワークショップの経過をお読みください。
□手話通訳・パソコンによる要約筆記予定

=== 愛知の「ひとまち」を良くしたいワークショップ 11回め ===
2003.12中旬に、
人にやさしい街づくり条例への提案〜その2を、予定


■参加費 資料代等として、1,000円/回
■当日、直接会場へお越しいただいてもかまいませんが、資料準備・軽食準備の都合がありますので、できれば、予めご連絡ください。


■事務局■
特定非営利活動法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海

       名古屋市守山区森宮町100番地
       電話・FAX:052−792−1156
       E−mail:

愛知県重度障害者の生活をよくする会
       名古屋市昭和区恵方町2−5 相馬ハウス内
       FAX:052−852−4810(森あて)


  ■趣旨■

 愛知県が「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」を制定したのが、1994年10月、全面施行されたのが、1995年4月。以来、街の中でつくられる施設は、かなり「いいもの」になってきました。また、人々の意識も大きく変化をみせ、街に出ると、しばしば「やさしさ」を実感する場面に出会うようになりました。
 これは、時代の流れということもあるのでしょうが、ここまで大きく変わったのは、条例をベースにした一連の仕組みとプロジェクトの成果でしょう。
 当事者参加型での市町村計画づくり、モデル地区での施設改善、保健・医療・福祉・設計・施工の専門家集団からなる住宅リフォームヘルパーチーム、各地で行われてきた地域セミナー、人にやさしい街づくり連続講座での担い手づくり、連続講座の受講者を始めとする多くの人たちがかかわっての多様な活動、そして、当事者自身が中心となっての地道で継続的な社会に向けた活動…と、市民、行政、企業、そして、専門家がそれぞれの持ち場で、あるいは、相互に協働連携して進めてきた成果でしょう。
 ところで、ハートビル法の改正・交通バリアフリー法の制定がされたことや、数年を経て状況が変化してきていることから、全国の過半の県が、「福祉のまちづくり条例」を改正すべく動き出しています。すでに、兵庫県と大阪府は、「福祉のまちづくり条例」を改正しました。
 今、愛知県も、「人にやさしい街づくりの推進に関する条例検討委員会」を進めています。これは、他県と同様な意図で、条例を改正しようという会議です。会議開催の都度、新聞記事になったりするので、ご記憶の方もみえるかもしれません。
 しかしながら、「検討委員会」の当初の頃の進め方には、かつて条例を制定するときに進められた多様な形でのリサーチや参加…というものが見えず、制定時に比べ、飛躍的に関わる人たちが広がってきているにもかかわらず、旧来型の「検討委員会」に終わる可能性があると、私たちは考えました。
 そこで、私たちは、多くの方々の参加で、提言をまとめていきたいと考え、ワークショップの準備を始めました。政策提言という、ものづくり、ことづくり、そして、仕組みづくりの最も基本的な事柄に関わる機会ですし、この時期にしかできないワークショップになると考え、7月末に、多くの方に主体的な参加を呼びかけさせていただきました。
 私たちは、改めて条例を読み返し、条例の制定過程を振り返り、これまでの条例の成果を知り、条例につながる国を始めとする各地の制度を知り、また、この地域でそれがどう展開しているかを知り、その上で、これまでの実績を評価し、また、条例が当初から積み残してきた課題や、この間の進展の中で浮かび上がってきた課題についてテーマ毎に議論し、12月を目途に、提言としてまとめていきたいと考え、このワークショップを進めてきています。

■開催&運営主体:ワークショップの呼びかけ人一同■

 井谷  徹(名古屋市立大学大学院医学研究科 教授)
 加藤 幸雄(幸設計室主宰)
 小寺 岸子(武豊町議会議員)
 斎籐まこと(名古屋市議会議員)
 曽田 忠宏(特定非営利活動法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海 理事長)
 城  憲秀(名古屋市立大学大学院医学研究科 教授)
 辻  直哉(愛知県重度障害者団体連絡協議会 事務局長)
 戸枝 陽基(特定非営利活動法人ふわり 理事長)
 中 祐一郎(名古屋女子大学家政学部 教授)
 橋本 知佳(2003年度愛知県「人にやさしい街づくり連続講座」実行委員長)
 星野 広美(人にやさしい街づくり情報ターミナル 代表幹事)
 森  美親(愛知県重度障害者の生活をよくする会 代表)
 山田 昭義(社会福祉法人AJU自立の家 常務理事)
 山本 拓哉(特定非営利活動法人東三河ハートネット 副理事長)
 

コンテンツ

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