トップページ>提案・研究会>バリアフリー観光情報の提案>第1回 バリアフリー情報ホームページ&パンフレット講座【宿泊施設編】
【趣旨】多くの宿泊施設では、設備やサービスについて、バリアフリーへの対応が進んできています。一方で、事前に知りたいバスルームやトイレ等の様子など、わからないことがよくあります。バリアフリー情報は障害のある方、高齢者、旅行業者の方々にとっても、大変役立ちます。
今回は、高齢者、車いす使用者の各障害の特性をふまえ、利用者側で判断できるバリアフリー情報のポイントについてお話ししました。また、参加施設のホームページを事例とし、具体的なアドバイスをしました。
●日時:2011年6月7日(火)13時〜16時
●会場:ウィルあいちバリアフリールーム他(名古屋市東区上竪杉町1番地)
●参加者:名古屋市内の宿泊施設スタッフ3名
時 間 |
講 座 の 内 容 |
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13時〜14時 |
体 験 |
車いす使用者と一緒にバリアフリールーム体験 |
14時〜15時 |
講 義 |
バリアフリー情報と集客効果の可能性 |
バリアフリー情報ホームページ&パンフレットのつくり方 |
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15時〜16時 |
アドバイス |
参加施設のホームページについてアドバイス |
●主催:NPO法人ひとにやさしいまちづくりネットワーク・東海
●後援:名古屋市、(財)名古屋観光コンベンションビューロー
■事前に客室の状況を知ることが必要ということを知ってもらう。
講師:手動車いす/脊髄損傷、電動車いす・松葉杖/関節リウマチ
・車いす使用者が車いすの特性や自分の身体機能を説明しながら、
実際にバリアフリール ームにおいて、客室内の移動や設備の
使い勝手を見てもらった。
・参加者から熱心な質問が続き、当事者の声を聞くことができた、
普段は見過ごしている ことに気付くことができたなど、好評であった。
<講座の模様・講義>
■施設の整備は進んできてはいるが、せっかく整備された施設でも情報が
提供されていないことにより、利用者にはどこにどんな設備があるのか
わからないことを知ってもらう。
■車いす使用者といっても、身体機能は様々で、価値観も異なることを
知ってもらう。
■車いす使用者だけではなく、高齢者、ベビーカーを押している方、旅行業者も
活用できる内容であることを知ってもらう。
・以上を踏まえ、どのような構成や内容であれば、利用者側で判断できる
バリアフリー情報となるか、バリアフリー情報を掲載したホームページや
パンフレットのつくり方についてお話しした。
・参加者からは、写真が有効であることを知った、ホームページやパンフレット
改善に参考にしたいなど、良好であった。
<講座の模様・アドバイス>
■実際にどのようにバリアフリー情報を掲載すると、利用者に、
よりわかりやすくなるか、事例を提示し参考にしてもらうため。
・参加施設のホームページについて、コメントを吹き出しで付けるなどした資料を元に、
アドバイスを行った。
・参加者からは、公共交通機関のエレベーターが利用時間に制限があることや、
よりお客様にわかりやすい情報提供の仕方が理解できたなど、好評であった。
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