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2009年度 施設と障害者等の協働型・対話型バリアフリー情報の提案

趣旨

 当法人では、2008年度に引き続いて名古屋都市センターの助成を受け、障害者などの人たちにとって必要な施設のバリアフリー情報(トイレ、エレベーター、出入口の段差、サービスなど)を、施設のホームページ、パンフレット、案内表示で提供していく事業に取り組みました。

公共施設のバリアフリー情報の作成・提案

名古屋ルーセントタワーによる情報提供の見直し協力

報告書の作成

公共施設のバリアフリー情報の作成・提案

 2009年度はさらに内容を発展させ、名古屋市内において、市民活動の拠点となるホールや会議室(集会室)、宿泊施設のある公共施設をモデルに、バリアフリー情報3点セット(ホームページ、パンフレット、案内表示)づくりを実施しました。

●取り組みの趣旨
★対象:3つの施設で実施。うち2つの施設ではバリアフリー情報のページを見ることができます。
 ・名古屋市公会堂 →(バリアフリー情報のページ)
   http://www.nagoyashi-kokaido.jp/Barrierfree/data/sagyouyou.web.fc2.com.koukaidou_top.html
 ・名古屋市市政資料館 →(バリアフリー情報のページ)
  http://www.city.nagoya.jp/shisei/category/52-7-8-0-0-0-0-0-0-0.html
 ・ウィンクあいち(愛知県女性総合センター) 
  
★内容:
 3施設のホームページ、パンフレット、案内表示づくりに取り組む。
★方法:
 ・施設側と利用者側とが協働でつくる。
 ・障害当事者として主に車いす使用者、建築設計士、バリアフリーツアー企画関係者、
  環境デザイン学科の先生、都市計画コンサルタント、他、様々な分野か ら参加してつくる。
 ・現地見学、ワークショップ(会議)においてつくる。
 ・施設側と施設を利用する側とお互いの顔を見ながら、意見交換し、つくる。
★効果:
 ・誰もが利用しやすい施設としてのPRが図られ、施設の活性化、さらには社会の活性化に繋がると考え、取り組む。
 ・バリアフリーチェックというものではなく、客観性に重点を置き、利用者側で判断できる内容(バリアフリー情報) をつくる。
 ・バリアフリー情報をつくることだけが目的ではなく、改修時に向けたアドバイスや、建築設計士の方にとっては次の
  設計に活かしていただける場の提供。

名古屋ルーセントタワーによる情報提供の見直し協力

2008年度は、商業施設などを対象に見学・取材を行いました。その中の1つである名古屋ルーセントタワーにおいては、今年度に入って施設管理者と数回の打ち合わせを行い、この夏、施設内の案内表示が改善されました。秋にはルーセントタワーの公式ホームページにバリアフリー情報が追加されました。トップページからバリアフリー情報のページに移ることができます。

名古屋ルーセントタワー バリアフリー情報のページ
http://www.lucent-tower.jp/barrierfree/index.html


  ★名古屋ルーセントタワーについて★

名古屋駅周辺にはランドマーク的な存在の建物がいくつかありますが、ルーセントタワーもそのひとつで2007年オープン。
地下1階から2階はレストランやコンビニ、3階はクリニックフロア、上階はオフィス棟となっています。飲食店はほぼどのお店も車いすで入れます。名古屋にお越しの際はぜひお立ち寄りください。

  2008年度の名古屋ルーセントタワー見学・取材の模様

報告書

※A4版/88P/一部カラー
※構成:1 わたしたちの活動の概要
    2 公共施設のバリアフリー情報の作成
    3 公共施設のバリアフリー情報の提案
    4 ルーセントタワーとの取り組み
    5資料編
※報告書をご希望の方は、本法人までご連絡ください。報告書のみ無料で送付させていただきます。
 送料等は自己負担でお願いします。
※この報告書は平成21年度(財)名古屋都市センターまちづくり活動助成を受け作成しました。

コンテンツ

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