●事業のねらい

 

 

 長久手町における事業のねらいは、長久手町でまち歩きワークショップを実施することによって、既存の観光資源と新たに発見した地域資源を含めてまちの魅力を評価・検証し、今後の長久手での観光交流事業の活動を検討すること。

  ●取り組み体制  
 

地元の長久手町観光交流推進会議、長久手町、愛知県との協働により事業を実施。

長久手町観光交流推進会議が運営するページ。ながくて観光案内

  ●スケジュール  
 
日時
会議名
場所
主な内容
2005.12.21
ワークショップ準備会
長久手町まちづくりセンター
・事業の説明
・万博活動などを通じたまちの現段階の評価(意見交換)
2006.1.25
ワークショップ企画会議
長久手町まちづくりセンター ・ワークショップの内容・事前準備・既存の地域資源の把握・各エリアを案内する人の把握など
2006.2.18
まち歩きワークショップ
集合:はなみずき通駅
帰着・とりまとめ会場:
長久手町まちづくりセンター

・リニモはなみずき通り駅に市内4箇所をまち歩き
・まち歩きの結果のまとめ

2006.3.18
まとめのワークショップ
長久手町まちづくりセンター

・まち歩きの成果を今後に活かすための検討

  ●まち歩きワークショップ
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  日時:2006年2月18日(土)午前10時〜午後5時 
集合場所:はなみずき通駅  
まとめのワークの会場:長久手町まちづくりセンター
参加者:37名 (コーディネーター1、長久手町観光交流推進会議15、県1、長久手町1、NPO4含む)

まち歩きワークショップの方法
 前半:3つのエリアで10人ずつのグループとなってまち歩きを実施。
     各エリアとも、長久手町観光交流推進会議メンバーが案内をした。
 後半:NPOのスタッフの進行により、グループごとにまとめのワークを行い、最後に発表した。

まち歩きワークショップのようす

リニモの説明

1グループ 図書館通・杁ヶ池公園周辺エリア

2グループ 古戦場公園・色金山歴史公園周辺エリア

3グループ 万博会場駅・長久手温泉(ござらっせ)周辺エリア

まち歩きの結果の概要

エリア
図書館通・杁ヶ池
公園周辺エリア
古戦場公園・色金山
歴史公園周辺エリア
万博会場駅・長久手温泉
(ござらっせ)周辺エリア
観光資源 ・はなみずき通り駅広場・・・撮影ポイント
・名都美術館 副館長さん
・杁ヶ池公園 
  自然とふれあえる公園
・こだわりのお店が多数 
  レストラン、ケーキ屋多数、
  テディベア、ラクロス、花屋、
  雑貨屋、アンティークビーズ・・、

はなみずき通り駅  
・せせらぎの径  
・景行天皇社  
・血の池公園・交通児童遊園
・古戦場公園・郷土資料館  
・教圓寺・弘法堂  
・石作神社  
・色金山歴史公園・胡牀庵  
・安昌寺・首塚  
・胤庵  
・クロガネモチ・岩作旧街道  
・香流川遊歩道  
・古戦場もなか・たべさっせ

・多度神社のだし(山車)
・香流川の遊歩道と周辺景色
・なんといっても「ござらっせ」
・リニモから見える眺め
・胤庵(たねあん)と首塚のさい銭箱(とてもいい音がする)

特徴・
課題

・名都美術館は、副館長さんがいらっしゃる時には説明してくださる。
・広場と通りが美しい!!
・歩道が歩きやすい 車いすOK
・狭い範囲の中に、特に女性が一人一店お奨めできるお店があり、ゆったりすごせることができるエリア


・新しく長久手に移り住んだ人にとっては、小牧長久手の歴史しか出てこない。もう少し歴史を深く掘り起こす必要があるのではないか。
・神社やお寺の中を見せてもらえるようにしたり、これらをルート化することなどをもう少し丁寧にする必要があるのではないか。

・住んでいるわれわれも知らない、よいところをたくさん発見できた。
・案内板や説明が不足している。
・リニモの駅からのアクセスが悪い。特にリニモの駅からござらっせまでのアクセスが悪い。
・安全な歩道が必要、観光のためのルートづくり、クーポン券やスタンプラリー(既に取組んでいるが知らない)、旧街道の利活用・再整備、香流川をもっときれいに、といった課題がある。

総括
町外の人が長久手に訪れた時もう少し名物があってもよい。
・最も大事なのが、地元の人が来訪者をどこに連れて行けるか、ということ。まず、地元の人が町内の良いところを知るべき。

  ●まとめのワークショップ
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日時: 2006年3月18日(土)午後1時〜午後5時 
場所: 長久手町まちづくりセンター 2階会議室
参加者:22
(コーディネーター1、長久手町観光交流推進会議11、県1、長久手町1、NPO4含む)

テーマ:長久手の観光資源を再整理し、今後につなげよう

まとめの概要

テーマ
小牧・長久手の戦い
なつかしい記憶
(田園・役場南側の旧街道)
現在
観光資源の整理 古戦場公園の郷土資料室
・色金山歴史公園
・教圓寺
・安昌寺
・血の池公園、首塚

課題
・これらを観光資源としてみた場合に、もてなしが十分ではないのでは。
里山の風景
・日本画の風景になる里
・ 石作神社近くのおいしい水のある里
・トンボが見られる里
・岩作の旧街道

リニモ
・万博会場跡地

・学生がいる町→長久手町にアートの香りが漂うとよい。
・名都美術館
・文化の家−独自にオペラコンクールを行っていて、全国から応募がある
・オマント(警固まつり)や棒の手

具体的な提案

<小牧・長久手の戦いを活かすには>
・「古戦場」といっても全国には数多くある。
・「小牧・長久手の戦い」をテーマにするなら、おもしろく語れる人が必要であり、講習を重ねるべきである。
・古戦場に人が来てほしいのであれば、そこに観光の事務局を設置した方がよい。
・人が来るという点では、ござらっせが起点になるのではないか。トヨタ博物館、住民なども含めて「総がかり」でネットワークしていくべきである。
・方向性を町として示した方がよい。

<「なつかしい記憶」を使って観光を考えてみると>
・ターゲットは団塊の世代、若い親子連れ、子ども達。
・古戦場周辺は、新しいまちと田園の境にあって、史跡めぐりをしながら様々な観光資源を歩いて回ることができる。
・棒の手や警固まつりといった、地元の人達が守り育ててきた文化を見せる。→長久手は愛知の「こころ」の縮図

課題
・地域資源の掘り起こしがもっと必要で、地元の人々がもっと勉強をしなければならない。

<現在−今ある資源をもっと魅力的に、まず住民が知ろう・知らせよう>
・リニモ沿線に点在する資源(県芸大の法隆寺金堂壁画模写展示館や名都美術館など)をもっと魅力的にする必要がある。
・町民が施設で実際に何が行われているかを知る必要がある。
・大学がたくさんあるので、もっとPRした方がよい。
・リニモを町の財産としていくには、その沿線の活用を含めて考える必要がある。


総括
地元の方々がもっと地元のことについて勉強する必要がある。
・語り部を含めておもてなしをする人を育てる必要がある。
・万博を契機として増えている地域活動の担い手の力を活かしていくべき。
・長久手町の観光の方向性をどのようにするかについて、意見交換を重ねるべき。
  ●ワークショップの成果  
 
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当事業は、内閣府の平成17年度市民活動団体等総合支援事業により実施しました